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PVD皮膜除去について

PVD皮膜除去

PVD処理された金型の皮膜を除去することにより、再度PVD処理を行い金型の複数回利用が可能となります。

PVD皮膜除去方法について

PVD、CVD、TD皮膜の除去方法として、一般的にショットブラスト法が用いられている。
これは、圧縮空気又は羽根車を利用した装置により、研磨材として金属粒子(ショット)を対象物表面に当てることによって皮膜を除去する方法であるが、金属粒子を当てるために表面に極微細な凹凸が発生するとともに、金属粒子があたる時間、場所によって除去の差が出たり金属粒子が型材に刺さって残ってしまったりと管理が難しい問題がある。

一方、薬品溶解法では、金型を薬液中に浸漬させ皮膜を除去するため、型材の材質、皮膜の成分に合わせて適切な薬品、処理条件(*)を設定することにより、皮膜を金型の面荒れ寸法変化を極少にして均一に除去することが可能です。

*誤った薬品、処理条件で処理した場合は、型材を浸食させる場合がありますので薬品、処理条件の選定には注意が必要です。

PVD皮膜除去後の表面状態

ショットブラスト法では、除膜後に大掛かりなラップ(磨き・仕上げ)が必要になり、最終的に型修正が必要になる場合があります。それに対して、薬品溶解法では、除膜後の面荒れや寸法変化が極めて小さいため簡易的なラップで対応可能です。